プロ野球ファミリースタジアム┃#1 @FC

プロ野球ファミリースタジアム /ナムコ

隠しメッセージを見にいこう!(1)

メーカー:ナムコ / 機種:ファミコン / 発売:1986年12月10日

 

もはや説明無用!?

ご存知ファミコン史を代表する殿堂ゲーム、それが『プロ野球ファミリースタジアム』、通称『ファミスタ』です!!

 

発売時は小学生でしたが、毎日毎日本当に飽きずに遊んでました。

当時の男子の間では、このゲームに強いことが一つのステータスであり、対戦勝者は周囲から尊敬のまなざしを集めていました。(ファミコンを挟んで友達と盛り上がる瞬間を知ったのも、この『ファミスタ』でした)

 

 

 

『ファミスタ』で始まる「ファミリー」シリーズは、親しみやすいグラフィックとわかりやすく簡略化されたルールによって、ナムコを代表するシリーズへと成長を遂げますが、その中でもこの『ファミスタ』は別格で、とにかく名作!

やればやるほど上手くなっていくため、まるで本物のスポーツをしているかのよう。

友達との対戦のために、コツコツと一人練習する楽しみも教えてくれました。

 

ちなみに完成度の高さも驚くべきもので、第1作目から基本システムはほぼ確立されており、毎回マイナーチェンジこそあるもののゲームの根幹部分は現在に至るまでほぽ引き継がれています。(最大のライバル『実況パワフルプロ野球(コナミ)』が発売されるまで、全ての野球ゲームが『ファミスタ』の模倣と言っても過言ではありませんでした!)

 

あんなに遊んだハズなのに、ある日ふと目にした『ファミスタ(初代、プロ野球ファミリースタジアム)』の Wikipedia に気になる一文を見つけてしまいました。

※ 別ウインドウ(タブ)で開きます。

 

なぬ!?隠しメッセージ???

うーん、確かにカープファンである僕はこれまでカーズ(=広島東洋カープがモデル)しか使わなかったし、ましてや最弱のナムコスターズでプレイなんてしたことなかったなー!

これは昔取った杵柄よろしく、知ってしまった限りは挑戦してみよう。

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2020.8.10
第1試合・ナムコスターズ

 

まずは前述のWikipediaで条件をチェック。

 

1Pモードで、Nチームを選びパスワードを「1198」と入力すると同じNチームとの対戦となる。ここからリセットせずに最後の対Gチーム戦まで勝ち続け、ナムコットスポーツの優勝記事でスタートボタンを押してタイトル画面に戻りしばらく待つと、開発者クレジットを兼ねた隠しメッセージが表示される。

 

それではいよいよプレイボール!

 

まずはナムコスターズによる同チーム対決。

今でこそ個性の尖った曲者集団のナムコスターズも、当時は最弱のかませチーム(各選手の個性はあるけど)。昔のプレイ感覚を思い出す意味でも、サクッと勝利しておきたいところでしたが。

勝つのは当たり前として、コールド勝ちできなかったところに一抹の不安が残ります。

 

ナムコットスポーツの表示がバグってる!

 

 ナムコスターズ DATA 

1(中)まつぴ 左打 率.270 本3 走16 =マッピー

2(左)ばろん 左打 率.280 本4 走12 =バロン

3(一)ふあいか 右打 率.310 本10 走11 =ファイガ

4(三)ぱつく 右打 率.300 本20 走3 =パックマン

5(捕)にやむこ 右打 率.290 本13 走2 =ニャームコ

6(遊)ぎる 右打 率.275 本4 走8 =ギル

7(二)いんで 左打 率.270 本3 走13 =インディ

8(右)らりいX 右打 率.240 本2 走16 =ラリーX

代打 ぷうか 右打 率.290 本6 走0 =プーカ

代打 ぴの 左打 率.260 本1 走24 =ピノ

代打 とふかふ 右打 率.250 本1 走12 =トプカプ

代打 へろへろ 左打 率.280 本1 走4 =ベロベロ

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先発 ぴぴ 左投 率4.50 速150 体力40 右変3 左変8 縦変1 =ポール・ポジション

先発 せひうす 右投 率3.40 速135 体力30 右変6 左変6 縦変9 =ゼビウス

抑え ぼすこ 右下投 率2.40 速130 体力15 右変11 左変6 縦変2 =ボスコニアン

抑え きやらか 左下投 率2.80 速138 体力15 右変14 左変14 縦変0 =ギャラガ

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自分が操作する側だと、2番ばろん に代打ぴの。1番まつぴ との俊足コンビを作って敵をかく乱するかな。

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2020.8.11
第2試合・スパローズ

 

2試合目は、ヤクルトスワローズがモデルのスパローズ戦。

こちらはなかなか玄人好みの完封勝利。ホームラン2本は、まつぴ のランニングホームランと4番ぱつく の一発でした

 

 

 スパローズ DATA 

1(中)くりやま 左打 率.280 本4 走14 =栗山英樹

2(遊)みずたに 左打 率.258 本4 走14 =水谷新太郎

3(左)わかまつ 左打 率.280 本10 走8 =若松勉

4(三)れおん 右打 率.310 本32 走5 =レオン・リー

5(右)すきうら 左打 率.290 本26 走7 =杉浦亨

6(一)ひろさわ 右打 率.252 本18 走8 =広沢克己

7(二)すみ 右打 率.264 本14 走10 =角富士雄

8(捕)やえかし 右打 率.250 本8 走3 =八重樫幸雄

代打 ゆわした 左打 率.262 本4 走12 =岩下正明

代打 わたなへ 右打 率.276 本8 走10 =渡辺進

代打 おがわ 右打 率.238 本8 走5 =小川淳司

代打 たかに 左打 率.256 本2 走10 =高仁秀治

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先発 たかの 右投 率4.90 速146 体力40 右変8 左変3 縦変8 =高野光

先発 あらき 右投 率5.40 速136 体力35 右変9 左変5 縦変4 =荒木大輔

抑え あい 右投 率4.30 速134 体力15 右変7 左変5 縦変2 =阿井英二郎

抑え やすだ 左下投 率4.00 速130 体力15 右変12 左変12 縦変0 =安田猛

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1986年シーズンは土橋監督。記憶になじみのある関根政権が始まるのは明けた1987年シーズンからでした。当然黄金期を迎えた野村(ノムさん)政権下で主力となる選手も ひろさわ(広沢)くらいかな。まだまだ夜明け前のチームなのでした。